店員ではなく人としてありがとう。

 Yahoo知恵袋で話題になった「店員にありがとう言うやつ嫌い問題」について。
お金を払っている方がありがとうを言うのはおかしい。確かにおかしい。店員が「ありがとう」と言うべきだ。それはもっともだ。はっきり言うと私も「ありがとう」を言う人間だ。店員に。特に対応のいいアルバイトには「ありがとう」を言う。そう私は代表者や店長には決してありがとうを言わない。なぜか。それは決して店長という立場以上のことを彼らはしないからだ。店と客という立場である限り店を繁盛させるために店長は客に対して好意を注がねばならない。
 しかし、アルバイトはどうだろか?
 彼らの仕事は店の繁盛ではない。店長という雇い主がいる。彼らは私に対して仕事をしているわけではない。彼らの契約者は私ではなく店長だ。つまり彼らにとって店長がお客である。しかし彼らアルバイターが私に対して好意を注いでくれていると感じた時私は「ありがとう」を言う。
私に対して好意を注ぐというのは、彼らの仕事外だ。
 つまり立場として店員と客としてではなく人として好意を注いだと考えるのが妥当であると私は考える。好意を注いでくれる人にありがとうを言わないのは失礼だ。(時にはその好意が間違った行動に出る時もあるのだが。)彼らの仕事を私がみている限りいい対応にせよ悪い対応にせよそれなりに彼らはその雇主からお金が出るらしい。雇い主が首にしないということは彼らは彼らの仕事をしているのだ。それでも不満があることはある。その場合、ただの店員にクレームを言うことはしないようにしている。それはその店員を雇っている経営者が悪いのだ。
 ということで

  1. 私は店員ではなくお店にお金を払っている。
  2. 店員の私に対する好意は彼らの仕事外の行為である。

最後に「ありがとう」って言って減るものではない。相手がそれを厭味に感じないなら言って損することはないと思う。
積極的に使えばいいじゃないですか・・。


見事に釣り針にかかってしまった。実は昔、この「ありがとう」が許せない人間でした。(中学生の頃ですが。)