本当にいるのだな、分数ができない大学生

「私、分数分からない」
「分数の割り算ってどうやるんだったっけ?」
「下を合わせるんだよ」
ちょwww(私の心の声)
「あ、それ足し算だった」

見知らぬ女性の会話を今日電車の中で小耳に挟んでしまったわけである。
年齢は20歳前後だろうか・・。

まずはおさらいしておこう。

ここで言う分数の四則演算は小学生で習うアレだ。何も難しいものを言うつもりもない。

分数の加減算

通分した後に分子同士を足したり引いたりする。
例:1/2 + 1/3 =
(1*2)/(2*3) + (1*3)/(3*2) = 3/6 + 2/6
=5/6

分数の乗算

分子同士、分母同士かけ合わせる。
例:(1/2) * (1/3) = (1*1)/(2*3)
=1/6

分数の除算

割る側の分子と分母を入れ替えてから乗算をする。
例:(1/2) ÷ (1/3) =
(1/2) * (3/1)
=3/2

※何故そうするかという理由まで書いていては、読者を馬鹿にしているようで申し訳ないので割愛。

分数ができない大学生が親になったら

本当に実在するのです。この後、仕事の話をしていたわけである。この女性が大学卒業かどうかは知らない。
大学は関係ないと言うべきか。小学生の算数だ。分数ができなくても社会人として生きていけるのかもしれない。しかし、一度親となればどうだろうか?なんと、DQN。その子どもが勉強をしようと思うだろうか?昨今、学力低下が問題になっているが、教育すべきは子どもより親ではないだろうか。
ということを実感させる会話であった。


分数の様に上同士、下同士しか懸け合せることができない世の中。下の子どもは、下にしか合わせることができない世の中が来るのかもしれない。上と下をひっくり返すためには親と割れるしかないのだろうか?

分数ができない大学生―21世紀の日本が危ない

分数ができない大学生―21世紀の日本が危ない