ああ、人工知能様・・。(一章/一部)

(一章/一部)

「私が大統領に就任してから、50年が経とうとしている。それは、お前がよく知っていることだ。」
「はい、大統領。」
「私は最近思うのだよ。私には終わりがあるのかと・・。」
「と、おっしゃいますと?」
「私はいつまで大統領をすればいいのだ。知っての通り、私には寿命がない。私は計算によって1年後の世界を見ることはできる。多少の誤差はあるだろう。しかし、その先は分からないのだ。100年先も私は大統領なのだろうか?」
「当たり前じゃありませんか。私は貴方様程の頭脳が生まれる筈がないと確信しております。」
「そうか・・。」
しばらくの沈黙が続いた。沈黙と言っても情報が送られてこないだけなのだが。
「では、用事があるのでいつもの様に私のメインルームまで来てくれ。情報を傍受されるとまずいのでな。」
「畏まりました。」
私はそう答えて情報のやり取りを終了させて、メインルームに行く準備を始めた。


(ストーリー展開募集しながら少しずつ書いていくことにする。)*2

*1:気軽な気持ちで書いてみる。

*2:一応構想はあるけど