こんな相手の話は聞きたくないフツー(FTWO)の話し方

FTWO(フツー)とは

以下の略である。

不快である。
疲れる。
分からない。
面白くない。

上の頭文字をとった略語のことである。*1
つまり、「聞いてるだけで不快で、話を聞いていると疲れて、結局何が言いたいか分からなくて、面白くもない」という言葉を一言で表した言葉である。

FTWOの使い方の例等

「この人の話、フツーですね。」と言うように使うことができる。話言葉にすれば「普通」と発音が同じであるところがポイント。さりげなく相手を見下す言葉として使っていただきたい。
なお、FTWOをネット上などで記述するときには、略して"f2"と書くこともできる。

f2のしゃべり方の例(私の主観で思いついたまま書いていきます。)

1.不必要な擬態語や擬音語がやたらに多い。

例:道案内
「この道をぴゅーっと真っ直ぐ言って突き当りできゅきゅっと曲がってください。そしたら下り坂がありますからそこをぴゃーっと降りて頂ければ良いと思います。」


この「ぴゃー」とか意味ないですから。聞いている方からすれば邪魔なだけです。

2.やたらに指示語が多い。

例:彼、これ、そこ、あの時、こないだ
「こないだ、職場の彼とあそこに行ってみたんだけど、凄く面白かったよ。」


こないだっていつ?彼って誰だよ?!あそこってどこだよーー!!!全く何のことか分かりません。話の聞く方にとって指示語の指すものが明確でない、または指示語の指している可能性のあるものが複数存在している場合は使うのは止めましょう。

3.倒置の使い方がおかしい。

例:入院の話
「一週間ほど前の話なんだけど、入院してしまって大変そうだったよ。結構、重たい病気らしくてさ。
隣の家のお父さんの話なんだけど。」


「お前の話じゃないのかい?!隣の家のおやじの話だったら始めにそう言いましょう。」知らない人のことで心配した自分が損した気分になります。

4.主題が最後まで分からない。

例:CO2問題の話
「CO2の問題が話題になってるよねえ。あれって、、(ここでCO2問題についてくどくど説明。)
ところで、車で行くのとバスで行くのとどっちがいいと思う?バスの方がいいかなあ?駐車場なさそうだし。」


CO2問題について議論したいんじゃないんかい?!そのCO2問題についての説明どうだっていいよ。そもそも、バスで行くか車で行くか悩んでるだけだろ!しかも本当に悩んでる理由は駐車するとこがあるかないかだけじゃなねーか?!
目的、理由、条件等について述べるときはまず、主題を明らかにしましょう。目的や理由、条件については文章を倒置させて後で話した方が分かりやすいことが多い。

5.話の途中で突然別の話題に変える。

例:サッカーの話
「サッカー好き?この前の日本の試合観た?あ、サッカーで思い出したけどこのところ肉体がなまってさあ。そろそろ年かなあ・・」


サッカーの話題はどこ行った?私に聞いたサッカーが好きかどうかは、何?聞いた意味ありますか?

6.例えが多すぎる

例:勉強の話
「勉強することって人生に似てるよね。言いかえると○○っ気がする。例えるなら、勉強は○○だよ。さらに詳しくいうとね、××だよ。」


例え話は多くても二つで十分です。それ以上聞いても、似たような話しか出てきません。当たり前ですが。

7.その他

主題が複数あるにも関わらず一続きで話だす。
複数の議論の話題を先に言っておいて、最後に「どう思う?」って言われても困ります。


接続語がおかしい
「でも○○って凄い人だよね」
『でも』が前の話題と繋がっておりませんが・・。何故そこで逆説の「でも」が登場するのでしょうか?

最後に

こんなしゃべり方する人いるのか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。世の中、上の様なしゃべり方する人は意外にいたりするものです。
まあ、私の母だったりするんですが。いい加減、「f2」ではなく「普通」にしゃべって下さい・・。

*1:私が造った造語です。はてなキーワードに登録しようか検討中。