文章が泣いている。〜捨てられた文章と死ねない文章〜

過去ログについて考えてました。
今日のブログ上の文章は使い捨てられている。
必至で書いても、後から見直されることなんて、ほとんどない・・。(一部の文章は何度多くの人に見直されてますが。)
あの時、あれだけ一生懸命考えて書いたものでも、一定期間すぎると、だれからも読まれることなく、ただ、ウェブ上に取り残されていく・・。


言えば、普段何気なく、しゃべっている言葉のようなもんだ・・。
だとすると、過去ログをわざわざ全部残しているのも少し変な気もする。
はてな匿名ダイアリーなんかが、いい例だ。
例えば、あれを一年経ってからから、過去分も含めて見直す人なんてほとんどないと思う。日常会話と似たようなもんだ・・。だとすると、わざわざ、過去ログを残すのは変だ・・。たとえ、コメントがついても、何らかの反応を頂いても、日常会話のようなもの全てをメモっている人なんて、まずいない。
普段の会話的文章は、発せられてからしばらくすると、自然に死んでしまう。つまり、あったかなかったさえ分からないようになる。自然に不必要な文章は死んでしまう。なのに、ブログは、そうは、いかない。必要、不必要の判断が難しいからだ・・。


で、考えてみた。
一定期間、全く、読まれることもない文章は自然削除されても、いいんじゃないかと・・。
次々に生まれては捨てられていく文章。死ぬこともできない文章。
文章が泣いている。