本当にインターネットは必要なのか

ネットと言うものは本当に便利なものである。
多種多様な情報を入手したり、探し物をしたりするのにネットはもはや必要不可欠だと私は思っている。コミュニケーションを取るにしてもそうで、インターネットは素晴らしい道具だ。さらに、私の娯楽を得るにも一役買っている。
が、本当に必要なのか?ということを時々考えることがある。
世の中にはまだまだなくても生活している人もたくさんいる。その人たちにとってひょっとすると一生利用しないこともあるだろう。ネットを利用している側からすれば「ネット使えばいいのに」と言いたくもなるものだ。
しかし、ネットを利用し始めたことでその人が幸せになるか?と言われると正直分からないわけである。インターネットなどなくとも十分幸せな生活を送ることはできる。現にそういう人を私は知っている。
確かに素晴らしいものだ。しかし、本当はなくても良いものだったのではないか?ということを考えてしまうわけだ。そういうことを考えてしまう日はあまり、ネットに近づかないようにしている。
ところで、これは特にウェブに限った話ではないのだろう。技術全般に当てはまる。便利になって今までできなかったことを与えてくれる。が、その代り多くのものを失っているのだろうと私は思う。でなければ、技術を得た分だけ幸せな人が増えても良さそうなものである。技術を得た代わりに失ったものはなんだろうか?


明日もまたこのディスプレイの前に私は座っているだろう。
が、たまにこの得体の知れないものを手に入れてみたくなるわけである。