学校では教えてくれなかったことを考えてみる。その2

学校という場所で教わる教育はいかにも数が限られている
「そういや、教わらなかったなあ」と思うことを、ぼちぼちと考えておりました。それを何回かに分けて書いてみようかと思います。
第一回目目はこちら学校では教えてくれなかったことを考えてみる。その1 - ペン君流ことわさ日記。

手の抜き方

 私の経験を元に考えてみる。「一生懸命頑張りなさい」と教わったことのある人は多いのでないだろうか。ところで、この逆はどうだろう。「要点以外のところは手を抜いて置きなさい。」そのような授業はあっただろうか。一生懸命頑張ると言うことは大事なことである。授業中の全てを集中していただろうか。私はNOだ。おそらくほとんどの人がNOだろうと勝手に思っている。手を抜くのは各個人がテキトウに覚えるものである。


 ところで、授業中に本当に集中していなければならない時間はどれくらいだろうか。それは人それぞれだろう。私は思うのである。授業が難しくて嘆いている人の中に全て重要だと考えている人がいるのではないだろうかと。大学にまでなると基から詰め込む内容が多い。それを一度聞いて理解できる人はそう多くないであろう。
そこで私は、後で自分で勉強して分からなくなりそうなところ以外は流しながら聞くようにしていた。具体的には概念や導入部に集中していた。この辺りは人それぞれの方法があるだろう。


 人生と言うものを考えてみると、やはり手抜きと集中を繰り返している。手抜きというのは非常に重要な要素だと私は思うのだ。手の抜きどころを覚えれば、集中どころも自ずと見えてくると思うのである。私はまだ手の抜き方を会得してはいない。適切なタイミングで手を抜くのは難しいと思っている。


ほとんど無意味なことばかり言っているが、その中にこっそり重要なことを混ぜてそれを考えさせる。そんな授業があってもいいのではないかと思う。