はてなの進むべき道についてゆるりと。

http://ascii.jp/elem/000/000/134/134607/index-2.htmlを読んでぼんやり考えたことをだらだらと書いてみる。

はてなはユーザを見ていない

では、はてなはなぜ、これまで1000万人規模のヒット作に恵まれなかったのか。「ユーザーから見て、『使いにくい』『分かりにくい』のだろう」と近藤氏は分析している。

http://ascii.jp/elem/000/000/134/134607/index-2.html

果たして本当であろうか?はてなmixiに比べて使いにくいのだろうか?確かに取っ付きにくいのかもしれない。しかし、ユーザビリティの問題ではないと私は断言する。ユーザは使いたいと思えば勉強してでも使うものである。逆に使わなければならないと感じれば無理してでも使うのがユーザ心理だ。もちろん全ての人がそうではないとだけ言っておこう。

はてなに必然性を感じるか?

何故、これ程までにテレビがヒットしたか?それは、周りの人間に乗り遅れてはならないという心理が働いているからに他ならない。インターネットについても同様である。乗り遅れてはならないものであるのだ。乗り遅れることはリアルな日常生活において孤独に晒されるのである。mixiに加入しなければ乗り遅れる人物が溢れたのだ。しかたなく加入した。それが現実である。SNSの強みとでもいうところだろう。そこは、はてなとは決定的に異なる。

ところで、はてなを見なければ友人との話題に付いて行けなくなる人物がどれほどいるのだろうか?ネットとリアルにおける生活の比率がリアルに傾くにつれてはてなに必然性は失われる。他に話す話題があるからだ。
それは、新聞でも構わないしテレビの話題でも構わないわけである。

はてなに必然性を持たすためには

はてなを知らなければ時代遅れだということをアピールしなければならない。実際はそうでなくても、その雰囲気(時代遅れ的な)を作り出さなければならない。そこでマスコミの力が必要になる。新聞やテレビを中心に見る人は、あまりネットを情報収集の手段としないというのが私の感想だ。未だに電車で新聞を読む人がいるのはそのせいである。テレビをそして新聞を利用しなくてはならない。
それを成功させたのがlivedoorの堀江氏であったと私は思っている。彼はテレビの利用法が上手かったと私は思っている。テレビしか知らない人でもlivedoorは知っている人は多いわけである。mixiもテレビや新聞を宣伝媒体している帰来はあったのである。

既存ユーザは逃げる

はてなの良さは一般人向けではない。」ということである。注目エントリがこれほど一般的ではないものが並ぶのが凄さである。
はてな全体がスイーツ(笑)化されたら面白さはそこにはない。

まとめ

  1. はてなはユーザを分かっていない
  2. はてなに必要なのは必然性を持つユーザをつくることである
  3. はてなはマスメディアを利用すべきである
  4. はてな全体がスイーツ(笑)化されたら面白さはそこにはない。
  5. id:penkunスイーツ(笑)ではなく、はてなー(笑)である。