「仲間がいるから面白い」というキャッチコピーのゲーム

ファンタシースターポータブル - PSP

ファンタシースターポータブル - PSP

http://phantasystar.sega.jp/psp/movie/cm/のキャッチコピーに全力で釣られてみる。
たまたま付けていたテレビのCMで何故か物凄い不快感を覚えた。久しぶりにこれは酷いと思ったので。

宣伝キャッチコピーとしての酷さ

これを見た人が思うこと。仲間がいないと面白くないゲーム。そんな印象しか与えないフレーズ。
このゲームをやって仲間ができるのではない。始めからこのゲームが欲しいと思った人には仲間がいなければならない。果たして、そういう仲間を持っている人はどれだけいるのだろうか?つまり、このゲームは始めからゲームコミュニティを持っている人以外は面白くないと豪語しているわけである。まさしく任天堂がやろうとしたことの真逆である。任天堂が一般人をゲームに取り込もうとして成功したことの真逆を売り文句にしている。これでは、ゲーム業界全体を潰す。如何にも閉鎖的なゲームなのだという印象しか受けない。一般人は排除なのである。

煽りにしか聞こえない

どう考えても煽り文句だ。今の私にとって「仲間がいる」という大前提自体に腹立たしく思えてくる。ゲームに限らず、「仲間がいる」ということは今の日本の社会にとって前提として成り立つのであろうか?私はNOであると思う。仲間がいない。そんな人間を私は事実知っている。そういうこともあってこのCMに対して遺憾に感じてしまうのである。
私の様な人間を煽って話題性を狙っているとしか思えない。まあ如何にもセガっぽい。

今の私にとって仲間でゲームをしたいと思わない

これは私の感想だ。私は一人でゲームをやりたい。それだけだ。

結論

つまり、私はこのゲームを絶対に買おうとは思わない。


何故なら私はPSPを持ってないからだ。