人類が動かなくなる技術が未来にあるとしたら

沈黙を破ったホリエモン,ITを語る | 日経 xTECH(クロステック)を読んでの感想。

少なくとも,新しいサービスが次々と出てくるような,当時の熱狂的な楽しさはほとんど感じられないですよね。今は「技術屋」の出番じゃないでしょう。コンテンツやサービスを考える人が活躍する時代ではあるけれど。それだと僕の持ち味を生かせないんですよ。もっと下位レイヤーも含めた事業でないと。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080910/314505/?ST=ittrend&P=4

今は「脳にチップを埋め込んで…」みたいな話の方が面白いですね。そういう興味があることにちょこちょこ手を出して,それを地味にやって何年後かに成果が出るといいかなと。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080910/314505/?ST=ittrend&P=5

一年前を少し思い出していた。これはブログを書いての実感だが、サービスの向上は多少なりとも感じている。多種多様なサービスが登場はした。しかし、根本的には同じ。革命的な変化があっただろうか?確かに私には思い当たることはない。
上の二つの文章をみて私の中に真っ先に浮かんだこと。それは、通信技術による生物の遠隔操作であった。例えば、猿のような動物の脳を操作できる脳内チップが発明されたとしよう。それを通信技術で捜査することができれば、人間はPCだけあればほぼ全てのことが可能になるわけである。何も操作するのは機械である必要もない。他の生物を操作できるのであればそれは一つの人類の道具になりうる。これは人類の歴史を揺るがすほどの大きな革命でもある。
夢のまたその先の夢の様な話ではあるが、将来、人類は動く必要がなくなるかもしれない。「技術屋」であるなら、そんな革命的な未来に続くレールに加担してみたくもなるかもしれない。
仮に私が発明した技術がそういう未来に繋がるのだとしたら、私はそれに加担したいとは思わない。
やはり「技術屋」ではないのだろうと感じながら、私はそんな青写真をぼんやり浮かべていた。