記事とはてブをボケとツッコミで考える

 個人ブログの人気は如何に読者に突っ込ませるかで決定するのではないか?
私が読んでいて面白いと思う記事は何かしらのツッコミたくなる要素が含まれている。これは私だけかもしれない。「そんなわけあるかいっ!」と思わず言ってしまいたくなるブログは面白い。例え何かの反論記事でも、「そこは違うだろ?!」と言える記事の方が「そうそう」と納得してしまう記事よりも面白い。ツッコミどころの必要としないものは、紹介ページや役に立つ集と言ったものくらいである。それでも、何かしらツッコミたくてしょうがない衝動に駆られる。私の場合は、逆にボケたくてしょうがなくなるのではあるが。
 
多くのお笑いで、ボケがあったらツッコミが必要である。
その役割を担っているのがはてブではなかろうか?ネガティブコメントの全てだとは言わないが一部は、ボケに対するツッコミという位置づけもできるのではないだろうか?
 ここで問題なのは、記事を書いた本人がボケたつもりがないことにある。大真面目で書いていても、ツッコまれるのである。それなりにショックはある。ボケたつもりが相手に大真面目に取られるというのも大変だ。「おいおい、ツッコメよ!」と言いたくなる。大真面目に批判されるものだから収集がつかなくなってしまう。

そもそもお笑いというものは、ボケに対して見ている人がツッコミたくなるタイミングでツッコミが飛んでくることが多い。それはツッコミのタイミングもそうだが見ている人に如何にツッコませたくなるかがポイントであると思うのだ。
見ている人をツッコませたくなるものは面白いし、こちらの気持ちに答えてくれるツッコミがまた面白い。

ともあれ、この「記事とはてブ」「ボケとツッコミ」の二者の関係には何かしらの類似点が存在するように思うのだが如何だろうか?

あ、この記事にツッコミたくなったらあなたの負けですよ・・。