都市伝説:ネット上を歩きまわる私のドッペルケンガー

私ははてなの"penkun"です。
ところでこの"penkun"という文字でグーグル先生に聞いて見ると私以外の"penkun"も存在している(存在していた)ようです。今のウェブサイトの仕組み上penkunというIDは「はてな」以外のところで簡単に取得することができます。もしくは取得済みであったりします。

ちょっとした問題

簡単に言ってしまえばウェブ全体ではpenkunは沢山いらっしゃるわけです。
仮に今ここでエントリを書いているpenkunをpenkun-Aとします。ところで全く違うところでブログを書いているpenkun-B(例えばココログとか)がいたとしましょう。普段penkun-Aとpenkun-Bは交わることがありません。penkun-Aをpenkunだと思っている人とpenkun-Bをpenkunだと思っている人同士も交わることがありません。


ここで、何かの拍子でpenkun-Aを知る読者がpenkun-Bのブログを見つけてしまったとしまいます。両者のブログで個人情報をほとんど載せていなかった場合、この読者はどう考えるのでしょうか?penkun-A = penkun-Bと考えてしまわないでしょうか?もちろん可能性の話ですので、このよう等号で結ばれない可能性もあります。
しかし、一度等号で結ばれてしまった場合にそれを、penkunの立場から不等号にするのは非常に困難です。何故なら、多くの場合penkun-Bがいることは私には伝わってこないからです。例えばその後、penkun-Bが顔を晒してしまった場合、私の意図とは無関係に、私penkun-Aは読者からpenkun-Bの顔として認識される恐れがあるのです。
私、penkun-Aが知らない間にpenkunが形作られていく。これぞドッペルケンガーの仕業です。

都市伝説

ネットには同じIDを持ったあなたが3人以上いて、あなたの知らないところでその読者を操作しています。